2018シーズン成績(NPB)
NPB成績・タイトルはMLB APIに無いため出典(NPB公式ほか)から個別収録。この年はMLB出場が無いためMLBの各指標(Statcast等)は表示されません。
NPB通算(日本時代)
MLB通算はこの数字を含みません。NPB成績はMLB APIに無いため出典から個別収録。
通算獲得額(日米)
この選手の記事
援護率とは何か──同じ11勝、山本由伸と菅野智之の決定的な差
援護率は「投手が登板した試合で、味方が9イニングあたり何点取ってくれたか」を表す指標。2026年、山本由伸と菅野智之はともに11勝でMLB全体8位タイに並んでいる。だが援護率は菅野10.34、山本6.53で1.58倍の開きがある。原因はチームの得点力ではない(ドジャースのほうが1試合あたり0.27点多く取っている)。差の正体は「1先発あたりの得点」と「1先発あたりの投球回」という2つの数字の掛け算だった。山本は7回1失点で敗戦投手になり、菅野は5回6失点で勝利投手になっている。勝利数という指標が何を測り、何を測っていないのかを実データで分解する。
大谷翔平、怪我でサイ・ヤング賞消滅 無傷なら獲れていたのか
大谷翔平が規定投球回に届かないのは7月の離脱のせいだと思われている。だが計算すると、膝を痛める前から届かないコースを走っていた。開幕から中6日を一度も崩さず26登板しても、必要なのは1登板6.231回。実績は6.119回で、1試合あたりアウト1つ分足りない。二刀流の起用法そのものが162イニングという資格線に対して構造的に届かない設計だった。一方でサイ・ヤング賞は沢村賞と違い先発専用の賞ではなく、規定に届かないまま受賞した投手が8人いる。全員リリーフで、うちガニエ82回⅓・エカーズリー80回・フィンガーズ78回はいまの大谷より少ない。先発の物差しと救援の物差し、その両方から大谷の85回⅔を検算する。
奪三振率(K/9)とは何か──奪三振数では見えない「密度」と、2026年に13点台が2人いる異常
奪三振率(K/9)は「9イニングあたり何個の三振を奪ったか」を表す指標で、奪三振×9÷投球回で求める。奪三振の総数と違い、投げた量に左右されないので投手同士を公平に比べられる。2026年のMLBトップはジェイコブ・ミシオロフスキーの13.88、2位ディラン・ストップの13.26と、13点台が2人並ぶ高水準。日本人では山本由伸が8.45で33位、今永昇太が8.40で34位。歴代シーズン最高はシェーン・ビーバーの14.20(2020年)。
WHIPとは何か──防御率では見えない「走者を出さない力」と、山本由伸がMLB2位にいる理由
WHIPは「1イニングあたり何人の走者を出したか」を表す指標。(被安打+与四球)÷投球回で求める。2026年のMLBトップはジェイコブ・ミシオロフスキーの0.75、2位に山本由伸の0.90が入っている。ところが同じ山本は奪三振率(K/9)では33位。三振を量産するタイプではないのに、走者を出さない力ではMLB屈指という構造だ。防御率だけでは見えないこの違いを、2026年の実データで読み解く。