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大谷翔平

最新大谷翔平ドジャース敗退

大谷翔平が3ランで日本人最多12本 ドジャースは4連敗で敗退

2026年10月16日(日本時間) Baseball Archives 編集部 データ出典 MLB Stats API

この記事のポイント

  1. ドジャースは0勝4敗で敗退。前年王者の優勝決定シリーズ4連敗は初めて
  2. ポストシーズン通算12本塁打は日本人最多。打点・安打は松井秀喜に次ぐ2位
  3. 1年前に4連敗したブルワーズが、同じ相手に4連勝で44年ぶりのワールドシリーズへ

ドジャースは10月15日(日本時間16日)、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦でブルワーズに4対6で敗れ、0勝4敗で敗退した。大谷翔平は2回に3点本塁打を放ち、ポストシーズンを含めて115打席続いた本塁打なしを止めた。

ドジャースは2024年と2025年にワールドシリーズを連覇していた。3連覇の挑戦はここで終わった。前年の王者が7回戦制のリーグ優勝決定シリーズで1勝もできなかったのは、1985年に7回戦制になってから初めてだ。

大谷翔平が3ランで日本人最多12本 ドジャースは4連敗で敗退

第4戦はドジャー・スタジアムで行われた。数字は第4戦終了時点。

大谷翔平の3点本塁打は116打席目

大谷はこのポストシーズンで初めて1番に入った。1回の1打席目は空振り三振。2回、ドジャースはパヘスの中前適時打で1点を先制し、なお2死一、二塁で大谷に回った。

マウンドには、2025年途中までドジャースにいた右腕メイ。大谷はカウント1-1からの3球目、153.0キロのカッターを右中間席へ運んだ。打球速度182.0キロ、角度34度、飛距離130.5メートル。4対0とする一打だった。

8月18日の30号から、本塁打のない打席はレギュラーシーズンで86、ポストシーズンで29続いていた。計115打席はメジャーでの自己最長で、116打席目で止まった。このポストシーズンでは8試合目の初本塁打になる。

ただ、その後の2打席はまた三振だった。5回はロメロのスイーパー3球で見逃し三振。5対4と勝ち越された直後の7回1死では、アシュビーのスライダーに空振り三振。4打数1安打3打点、3三振で最後の試合を終えた。

ポストシーズン通算12本塁打は日本人最多

大谷のポストシーズン通算本塁打は12本になった。日本人では松井秀喜の10本(2009年に到達)を2025年に抜いており、単独最多の記録を1本伸ばした。2024年に3本、2025年に8本、2026年に1本。

通算打点は27で、日本人では松井の39に次ぐ2位。通算37安打も、松井の64に次いで日本人2位になった。

4点のリードを守れなかった

ドジャースの得点は2回の4点だけだった。ブルワーズは4回、バウアーズのエンタイトル二塁打で2点を返し、5回はハミルトンの適時打と、ベシアからの押し出し四球で4対4に追いついた。

6回はミッチェルがスコットのフルカウントからの156.8キロの直球を中堅席へ運び、勝ち越した。9回にはハミルトンがディアスから本塁打を放ち6対4。ブルワーズは3番手ロメロが2回3三振で勝ち投手、4番手アシュビーが3回無失点でセーブを挙げた。

4試合の得点はドジャース11、ブルワーズ21。ドジャースは4試合とも4点以下に抑えられた。

優勝決定シリーズの4連敗は12度目

7回戦制のリーグ優勝決定シリーズで、4連敗で終わったのは1985年以降の81シリーズで12度目。前回は2025年のナ・リーグで、ドジャースがブルワーズに4連勝した。

ドジャースにとっては、リーグ優勝決定シリーズでの4連敗は初めて。7回戦制のシリーズで1勝もできなかったのは、ブルックリン時代を含めて1966年のワールドシリーズ以来2度目になる。5回戦制の地区シリーズでは、2023年など3連敗が4度ある。

前年の王者がリーグ優勝決定シリーズで1勝もできずに敗れた例は、5回戦制の時代に1度ある。1972〜74年にワールドシリーズを3連覇したアスレチックスが、1975年にレッドソックスに3連敗した。当時のアスレチックスは3連覇中だった。

ブルワーズは1年前の4連敗をそのまま返した

ブルワーズは1年前の2025年、同じドジャースにリーグ優勝決定シリーズで4連敗していた。翌年の同じ顔合わせで、今度は4連勝した。前の年に1勝もできなかった相手に、翌年1敗もせずに勝ったのは、1903年以降のポストシーズンで初めてだ。

ブルワーズのワールドシリーズ進出は、ア・リーグにいた1982年以来44年ぶり2度目。リーグ優勝決定シリーズは2011年、2018年、2025年と3度続けて敗れていた。

日本人3人のこのポストシーズン

ドジャースの日本人3人の、2026年ポストシーズンの成績は次のとおり。大谷はこのポストシーズン、投手としては登板しなかった。

選手 試合 成績
大谷翔平 8 26打数5安打(打率.192)、1本塁打、3打点、4四球、10三振
山本由伸 2(先発) 1勝0敗、9回2/3、防御率3.72、11三振
佐々木朗希 3(救援) 0勝0敗、3回1/3、防御率2.70、2三振

山本は地区シリーズ第3戦で7回1失点10三振と勝ったが、優勝決定シリーズ第2戦は2回2/3で3失点だった。佐々木は3試合のうち2試合を無失点で終えた。

次に見るもの

ワールドシリーズは10月23日(日本時間24日午前9時開始予定)、ブルワーズの本拠地で開幕する。相手はア・リーグ優勝決定シリーズ(レイズ対ガーディアンズ)の勝者。

ドジャースの日本人には、オフの発表が続く。ハンク・アーロン賞の最終候補に大谷、オールMLBチームの候補に大谷と山本が入っており、どちらも11月11日(日本時間12日)に発表される。12月1日には労使協定が切れる。

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この記事の数字について(出典・集計方法)
  • 第4戦は MLB Stats API の試合データ(gamePk 849810、gameType=L)の boxscore と playByPlay による。ブルワーズ6対4ドジャース。ドジャースは2回に4点、ブルワーズは4回2点、5回2点、6回1点、9回1点。ロメロ2回1安打無失点3奪三振で勝ち投手、アシュビー3回2安打無失点3奪三振でセーブ。ドジャースはグラスノー4回1/3、4失点。ベシアに救援失敗、スコットに負けがついた。
  • 大谷の本塁打は2回2死一、二塁、カウント1-1から3球目のカッター(95.1マイル)。打球速度113.1マイル、打球角度34度、飛距離428フィート。投手のメイは2019〜2025年にドジャースに在籍し、2025年途中にレッドソックスへ移った(MLB Stats API の年度別成績)。三振は1回がドローハンのスライダー(91.4マイル、空振り)、5回がロメロのスイーパー(85.7マイル、見逃し)、7回がアシュビーのスライダー(86.5マイル、空振り)。打順は boxscore の battingOrder。
  • 本塁打なしの打席数は、10月12日・14日の記事と同じく、四球・死球・打撃妨害を含む打席数でポストシーズンを含む。8月18日(gamePk 824319)の30号の後の3打席、8月19日以降のレギュラーシーズン18試合の83打席、ポストシーズン第3戦までの7試合28打席で114打席。第4戦の1打席目の三振を足して115打席。ポストシーズンだけでは、第3戦終了時点の51打席に1打席を足して52打席。「自己最長」は10月12日の記事による(これまでの最長は2022〜2023年の104打席)。
  • ポストシーズン通算の本塁打・打点・安打の日本人順位は、当サイトの scripts/find-records.mjs(日本人15人のポストシーズンの試合ごとの記録、gameType=F,D,L,W)による。大谷の12本は2024年3本、2025年8本、2026年1本(各試合の playByPlay で確認)。松井秀喜は本塁打10、打点39、安打64。
  • シリーズの集計は、MLB Stats API の日程データ(schedule、gameType=F,D,L,W)を1903〜2026年の各年8月15日〜11月30日の日付範囲で取り、終了した試合の勝者を数えた。7回戦制のリーグ優勝決定シリーズ(1985年〜)で4連勝で終わったのは、1988・1990・1995・2006・2007・2012・2014・2015・2019・2022・2025・2026年の12度(1985〜2025年が80シリーズ、2026年のナ・リーグを足して81)。
  • ドジャースが1勝もできずに敗れたシリーズは、1966年ワールドシリーズ(0勝4敗)、1995・1996・2006・2023年の地区シリーズ(0勝3敗)、2026年リーグ優勝決定シリーズ。前年の王者が1勝もできずに敗れたシリーズは、ワールドシリーズ4度、地区シリーズ2度、リーグ優勝決定シリーズは1975年アスレチックス(0勝3敗)と2026年ドジャースの2度。
  • 「前の年に1勝もできなかった相手に、翌年1敗もせずに勝った」は、2年続けて同じ2球団が対戦したポストシーズンのシリーズ(ワイルドカード・地区・リーグ優勝決定・ワールドシリーズ)を同じ日程データから探し、2025〜2026年のこの例だけだった。ブルワーズのシリーズ成績も同じデータによる。
  • 日本人3人の成績は MLB Stats API(stats=season,gameLog、gameType=P、2026年)による。大谷は8試合32打席、四球4・死球1・打撃妨害1を含む。佐々木は失点1(自責点1)、四球3。
  • ワールドシリーズとア・リーグ優勝決定シリーズの日程は MLB Stats API の日程データ(日本時間10月18日時点)による予定で、変更されることがある。ア・リーグ優勝決定シリーズ第5戦は米国時間10月18日。ハンク・アーロン賞とオールMLBチームの発表日は MLB.com の発表(それぞれ10月5日、9月28日)による。労使協定の期限は「ロックアウトとは」の記事による。
  • 球速・打球速度はマイル毎時から、飛距離はフィートからメートル法に換算した(1マイル=1.609344キロ、1フィート=30.48センチ)。
  • この記事の時点で、試合後の監督・選手の発言は確認していない。
  • 日付は現地時間。

数字はすべて MLB Stats API ほかの実データです。データの出典と方針