ホワイトソックスの村上宗隆内野手は10月5日(日本時間6日)、敵地プログレッシブ・フィールドで行われたガーディアンズとの地区シリーズ第2戦に「4番・一塁」で先発出場した。2点を追う4回に右前適時打を放ち、4打数1安打1打点1三振だった。
チームは6回に逆転し、4対3で勝った。5戦3勝制のシリーズで2連勝とし、2005年以来21年ぶりとなるリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。
追い込まれてから、160キロの直球を右前へ
ホワイトソックスは1回、先発の左腕ケイが1死を取ったところで降板した。2番手ニューカムが申告敬遠で満塁としたあと、自らの悪送球で2点を失い、いきなり0対2とされた。
ガーディアンズ先発の右腕ギャビン・ウィリアムズは、この日5回までに11三振を奪った。村上の最初の打席は1回2死一塁。160キロ前後の直球を3球続けられたあと、143.4キロのスイーパーを見逃して三振に倒れた。
4回は、ティールの中前打とバルガスの四球で無死一、二塁の好機だった。村上は160.1キロと161.4キロの直球を続けて空振りし、2球で追い込まれた。その後は直球2球とスイーパーが外れ、フルカウントになった。
6球目、160.1キロの直球を右前へはじき返した。打球速度は時速171.2キロ。二塁走者のティールが生還し、1対2とした。この日のチーム初得点だった。
ウィリアムズは前日の会見で、村上を「あまり予想がつかない打者」と話し、球種を混ぜて投げる必要があると語っていた。この日、村上への10球のうち8球は直球で、いずれも約160キロ以上だった。
左腕を当てたのは6回の1打席だけ
ガーディアンズは第1戦、村上の4打席すべてに左投手を当てていた。この日は右腕ウィリアムズと2打席対戦し、左腕との対戦は6回の1打席だけだった。
その6回は、先頭のバルガスが左前打で出た。ウィリアムズはここで降板し、左腕サブロウスキーが村上を迎えた。第1戦の6回にも、村上から空振り三振を奪った投手だ。村上は初球、141.0キロのスライダーを打って二ゴロ。その間にバルガスが二塁へ進んだ。
続く代打グリチャックが四球を選び、代打ファムの打席で暴投が出て二、三塁。2死となってから、ブレイデン・モンゴメリーがサブロウスキーの初球、151.6キロの直球を右翼へ運ぶ2点二塁打。バルガスとグリチャックが還って3対2と逆転し、これが決勝点になった。さらにメイドロスの適時打で4対2とした。
村上の最後の打席は8回、先頭打者として迎えた。右腕アームストロングの初球、137.6キロのスイーパーを打って一ゴロだった。
ポストシーズン4連勝は2005年以来
投手陣は、3回1死から3番手で登板したショーン・バークが5回1/3を1失点、6三振に抑えて勝利投手になった。8回2死から登板したグラント・テイラーはアデルに適時三塁打を浴びて1点差に迫られたが、9回は三者凡退。1回1/3を投げ、第1戦に続くセーブを挙げた。
ホワイトソックスはワイルドカードシリーズの2試合と合わせ、今年のポストシーズンで4戦4勝。ポストシーズンの4連勝は、ワールドシリーズを制した2005年以来になる。ポストシーズンを4連勝で始めたのは球団史上初めてで、2005年は地区シリーズで3連勝したあと、リーグ優勝決定シリーズの第1戦に敗れていた。
村上は地区シリーズの2試合で8打数3安打3打点。第3戦は10月7日(日本時間8日午前5時開始予定)、ホワイトソックスの本拠地レート・フィールドで行われる。村上は本拠地で、21年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を懸ける。
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この記事の数字について(出典・集計方法)
- 試合の経過と成績は MLB Stats API の試合データ(gamePk 849834、
gameType=D=地区シリーズ)による。feed/live と boxscore・playByPlay の別々のクエリで取り直し、一致を確認した。第1戦は gamePk 849829。 - 球速と打球速度はマイルから換算した(1マイル=1.609344キロ)。適時打は99.5マイルの直球を打ち、打球速度106.4マイル。4回の打席の球は、99.5・100.3・101.2・100.5マイルの直球と91.5マイルのスイーパー、99.5マイルの直球の順。1回の三振は89.1マイルのスイーパー。6回の二ゴロは87.6マイルのスライダー、8回の一ゴロは85.5マイルのスイーパー。モンゴメリーの二塁打は94.2マイルの直球。
- 「直球8球はすべて160キロ以上」は、ウィリアムズが村上に投げた直球8球(99.4〜101.2マイル)による。最も遅い99.4マイルは160.0キロ。
- ウィリアムズの11三振は MLB Stats API の試合データによる。降板は6回先頭のバルガスに安打を許した時点で、記録上は5回を投げている。
- 球団のポストシーズンの連勝と「4連勝で始めたのは初めて」は、MLB Stats API の日程データで、ホワイトソックスの全ポストシーズン(1906年〜2026年)の試合結果を並べて確かめた。2005年はリーグ優勝決定シリーズ第2戦からワールドシリーズ第4戦まで8連勝している。リーグ優勝決定シリーズの出場は1983年、1993年、2005年。
- ウィリアムズの発言は、日刊スポーツの配信記事(Yahoo!ニュース掲載、2026年10月5日)にある第2戦前日の会見での発言による。発言は報道によるもので、当サイトが取材したものではない。
- 第3戦の開始時刻は、MLB Stats API の日程データ(10月6日時点)による予定で、変更されることがある。
