ホワイトソックスの村上宗隆内野手は9月29日(日本時間30日)、敵地ダイキン・パークで行われたアストロズとのワイルドカードシリーズ第1戦に「4番・一塁」で先発出場した。1回に犠牲フライでポストシーズン初打点を挙げ、7回には左前打で初安打。3打数1安打1打点、1四球2三振で2度ホームを踏み、チームの6対3の勝利に貢献した。
3戦2勝制のシリーズで先勝したホワイトソックスは、地区シリーズ進出に王手をかけた。一方、アストロズの今井達也投手はベンチに入ったが、登板はなかった。
1回に先制の犠飛、7回に初安打
最初の打席は、1回1死一、三塁の場面で回ってきた。アストロズ先発ブルーボーの2球目、140キロのチェンジアップを右翼へ打ち上げ、三塁走者が生還。これがポストシーズン初打点となる先制の犠牲フライだった。ブルーボーはこの回に3四球を与え、1回を投げきれずに降板した。
2回1死満塁の第2打席は、ウジョーラの153キロ前後の直球を3球続けて空振りし、三振に倒れた。5回は先頭で四球を選び、メイドロスの適時打で5点目のホームを踏んだ。
初安打は、5対2とされて迎えた7回だった。先頭で左腕スーサの137キロのスライダーを左前へ運んだ。グリチャックの中前打と送りバントで三塁へ進み、暴投で6点目のホームを踏んだ。9回はヘイダーの150キロ台半ばのシンカーに空振り三振を喫した。
チームは1回の村上の犠飛で先制し、2回にアントナッチの2点適時打、4回にコルソン・モンゴメリーの飛距離約132メートルのソロで4点をリードした。5回にメイドロスの適時打で5対0としたあと、アストロズにベラスケスの2ランなどで3点を返されたが、救援陣が逃げ切った。
投手陣は、ルーキーの先発ヘイゲン・スミスが3回無失点で試合をつくり、5投手の継投。最後はグラント・テイラーが2回1/3を投げて5三振を奪った。アストロズは先発を含めて8投手を送り出したが、今井に出番は回ってこなかった。メジャー1年目の今井は今季、23試合(15先発)で6勝4敗、防御率4.93だった。
3年連続100敗からの5年ぶりポストシーズン
ホワイトソックスは2023年から3年続けて100敗以上を喫していた。2024年は41勝121敗で、今季は84勝78敗まで勝ち星を伸ばし、ワイルドカードで出場権をつかんだ。ポストシーズンは2021年以来5年ぶりで、その2021年は地区シリーズでアストロズに敗れている。
村上はメジャー1年目の今季、127試合で打率.207、35本塁打、77打点、92四球。初めての10月の最初の試合で、打点と安打の両方を記録した。
第2戦は30日(日本時間10月1日午前6時開始予定)に同じダイキン・パークで行われ、アストロズはハンター・ブラウンが先発する予定。ホワイトソックスが勝てば地区シリーズ進出が決まり、アストロズが勝てば第3戦にもつれ込む。
関連記事
- オールMLBチーム2026予想 大谷翔平ら日本人5人、有力は山本由伸
- 村上宗隆の四球88が安打87を上回る 日本人59季で前例なし
- 村上宗隆が菅野智之から34・35号 日本人対決1試合2本は2度とも菅野
この記事の数字について(出典・集計方法)
- 試合の経過と成績は MLB Stats API の試合データ(gamePk 849849、
gameType=F=ワイルドカードシリーズ)による。 - 球速はマイルから、飛距離はフィートからメートル法に換算した(1マイル=1.609344キロ、1フィート=30.48センチ)。本塁打の飛距離は432フィート。
- 今季成績は MLB Stats API のレギュラーシーズン(
gameType=R)の数字。ホワイトソックスの過去の成績と、2021年の地区シリーズの結果も MLB Stats API による。 - 第2戦の開始時刻とアストロズの先発は、MLB Stats API の日程データ(9月30日時点)による予定で、変更されることがある。
