鈴木誠也のMLBでの歩み
ポスティングを申請したあとに、交渉そのものが止まった。2021年11月の申請直後にMLBがロックアウトへ入り、2022年3月10日の新労使協定で凍結が解けて、その8日後にカブスと5年8500万ドルで合意している。広島への譲渡金は1462万5000ドル、当時の日本人野手の移籍時契約としては最高額だった。二松学舎大付高から2012年のドラフト2位で広島に入り、2016年から2021年まで6年続けて打率3割を残している。その2016年6月17日と18日、マツダスタジアムでオリックスから2試合連続のサヨナラ本塁打を打ち、緒方孝市監督が試合後に口にした「神ってる」は、その年の流行語大賞で年間大賞に選ばれている。壇上に立ったのは言った監督ではなく鈴木のほうである。2026年はWBC準々決勝のベネズエラ戦で二塁を狙った際に右膝後十字靱帯を軽度損傷し、開幕を負傷者リストで迎えて現地4月10日に復帰した。5年契約の最終年にあたる。渡米4年目の2025年に本塁打が初めて30に乗り、現地9月28日、リグレー・フィールドでのレギュラーシーズン最終戦で打った32号は、松井秀喜が2004年に打った31本を超え、日本人の右打者としてはシーズン最多の本塁打になった。その記録は1年しか持たず、2026年9月14日に岡本和真の33号に抜かれている。
NPB時代のタイトル
MLBのタイトルとは別。ベストナイン・ゴールデングラブ賞含む主要個人タイトルを収録。
成績
2023年高度指標
2023年打撃総合をリーグ平均=100で指数化(簡易)
100超で平均以上・140↑は一流
出塁と長打を得点価値で重み付けした総合打撃
平均 約.320・.370↑で優秀
純粋な長打力(長打率−打率)
平均 約.165・.200↑で優秀
打席あたり四球で出塁する割合
平均 約8%・11%↑で優秀
打席あたり三振の割合(低いほど良い)
平均 約22%・17%↓で優秀
インプレー打球が安打になる割合(運も影響)
平均 約.300
打球の質(Statcast)
2023年パーセンタイルは「MLBの全選手の中で上から何%か」。50が平均、100に近いほど優秀。出典 Baseball Savant。
守備成績
2023年※当サイトは現在、UZR・DRS といった守備の総合評価指標を保有していません。表示しているのは MLB公式の基本指標と、Baseball Savant の OAA(今季のみ)です。
2023年までのMLB通算
日本人との対戦:日本人投手7人との通算成績
NPB通算(日本時代)
MLB通算はこの数字を含みません。NPB成績はMLB APIに無いため出典から個別収録。
2023年までに到達した通算記録
状況別成績
月別成績(2023年)
| 月 | 試合 | 打率 | 本 | 打点 | 安打 | OPS |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4月 | 15 | .254 | 1 | 6 | 15 | .706 |
| 5月 | 27 | .319 | 5 | 13 | 29 | .977 |
| 6月 | 20 | .177 | 0 | 7 | 14 | .475 |
| 7月 | 26 | .240 | 2 | 9 | 24 | .660 |
| 8月 | 22 | .321 | 5 | 13 | 25 | 1.006 |
| 9月 | 28 | .370 | 7 | 26 | 40 | 1.119 |
出典 MLB Stats API。月ごとの成績をそのまま掲載しています(合計行は出していません。率の月平均はシーズン成績と一致しないため)。
ハイライト
鈴木誠也の試合を見る方法
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通算獲得額(日米)
この選手の記事
地区シリーズに残った日本人は5人 今永・今井・吉田は出番なく終戦
カブスで最多の32試合に先発した今永昇太、救援で防御率2.00と立て直した今井達也、負傷者リストにいた吉田正尚は、ワイルドカードシリーズで1試合も出場しないまま今季を終えた。鈴木誠也は2試合で7打数2安打。地区シリーズに勝ち残った日本人は大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希、松井裕樹、村上宗隆の5人。
鈴木誠也がFAへ 守備は右翼3位に、予想は最大1億ドル
守備で防いだ失点(FRV)は過去4年マイナスだったが、今季は右翼手3位のプラス8に。足は5年で最も遅く、送球の平均速度もほぼ同じ。守備範囲を広げたのは投球直後の一歩目だった。米サイトのMLBトレードルーマーズは総額7000万〜1億ドルの契約を予想している。
オールMLBチーム2026予想 大谷翔平ら日本人5人、有力は山本由伸
MLBが2026年のオールMLBチームの候補136人を発表し、大谷翔平(指名打者)、山本由伸(先発投手)、鈴木誠也(外野手)、岡本和真(三塁手)、村上宗隆(一塁手)の日本人5人が名を連ねた。ただ、選ばれるのは各部門の上位だけで、一塁や三塁、指名打者はファーストとセカンドの2枠しかない。候補者の今季成績を部門ごとに並べると、選出が有力なのは防御率が候補29人中5位の山本。鈴木と大谷は当落線上で、ファン投票が結果を左右しそう。昨季の選出者のfWARは、部門ごとの最低でも3.9〜4.8。村上と岡本は本塁打こそ上位だが、fWARはともに2.9にとどまり選出は厳しい。
鈴木誠也が20号 日本人の20本打者が史上初の4人に
8月12日(日本時間)、カブスの鈴木誠也が20号本塁打を放ち、今季20本以上を打った日本人選手が4人になった。1シーズンに4人がそろうのは史上初で、これまでの最多は2023年からの2人。MLBで20本以上を記録した日本人は松井秀喜・大谷翔平・鈴木誠也・村上宗隆・岡本和真の5人しかいない。鈴木は4年連続の20本で、この継続は大谷に次ぐ。日本人の今季本塁打は101本になった。
長打率とは何か──打率と何が違うのか、そして大谷翔平が2026年MLB13位にいる意味
長打率は「1打数あたり何塁進んだか」を表す指標で、塁打÷打数で求める。打率が「安打かどうか」しか見ないのに対し、長打率は単打と本塁打を区別する。2026年のMLBトップはヨルダン・アルバレスの.647、日本人では大谷翔平が.533で13位、鈴木誠也が.480で34位、岡本和真が.449で58位に入っている。歴代シーズン最高はジョシュ・ギブソンの.974。数字の意味と読み方を実データで整理する。
村上宗隆の20本塁打は日本人1年目で異次元か 最初の65試合を4人と比較
MLB1年目の村上宗隆が最初の65試合で20本塁打。同じ2026年デビューの岡本和真、そして大谷翔平(2018)・鈴木誠也(2022)・松井秀喜(2003)の「最初の65試合」を同じ物差しで並べると、村上のパワーが日本人1年目として傑出している一方、三振率32.7%という極端さも見えてくる。そして松井の三振率12.6%との対比は、20年で日本人スラッガー像がどう変わったかを映している。数字はすべてMLB公式のゲームログから集計(2026年は進行中)。
直近の試合と成績の変動
4打数1安打 本0 打点0 四球1 三振0
3打数1安打 本0 打点0 四球1 三振2
4打数3安打 本0 打点2 四球0 三振0
4打数0安打 本0 打点0 四球1 三振1
5打数2安打 本0 打点2 四球0 三振2
3打数2安打 本0 打点0 四球1 三振0
4打数1安打 本0 打点0 四球0 三振1
4打数3安打 本1 打点3 四球0 三振1
5打数0安打 本0 打点0 四球0 三振1
3打数1安打 本0 打点1 四球1 三振0
4打数3安打 本1 打点1 四球1 三振0
4打数0安打 本0 打点0 四球0 三振0
3打数1安打 本0 打点0 四球3 三振1
4打数1安打 本1 打点2 四球0 三振2
1本ずつの計測データ
| 号 | 日付 | 相手 | 飛距離 | 打球速度 | 角度 | 球種 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4/14 | vs ドジャース | 124m | 172km/h | 34° | フォーシーム |
| 2 | 5/14 | vs ツインズ | 112m | 175km/h | 20° | スライダー |
| 3 | 5/16 | vs アストロズ | 113m | 159km/h | 26° | フォーシーム |
| 4 | 5/17 | vs アストロズ | 113m | 168km/h | 38° | スイーパー |
| 5 | 5/17 | vs アストロズ | 118m | 163km/h | 34° | スイーパー |
| 6 | 5/23 | vs メッツ | 126m | 170km/h | 29° | フォーシーム |
| 7 | 7/9 | vs ヤンキース | 113m | 157km/h | 27° | カーブ |
| 8 | 7/18 | vs ナショナルズ | 126m | 174km/h | 25° | スライダー |
| 9 | 8/2 | vs レッズ | 127m | 168km/h | 35° | フォーシーム |
| 10 | 8/9 | vs メッツ | 129m | 181km/h | 22° | シンカー |
残り10本をすべて見る ▼ ▲
| 11 | 8/15 | vs ホワイトソックス | 124m | 178km/h | 21° | スプリット |
| 12 | 8/20 | vs ロイヤルズ | 120m | 168km/h | 28° | スイーパー |
| 13 | 8/21 | vs タイガース | 123m | 163km/h | 27° | スライダー |
| 14 | 9/1 | vs レッズ | 124m | 178km/h | 19° | シンカー |
| 15 | 9/4 | vs ジャイアンツ | 132m | 171km/h | 26° | フォーシーム |
| 16 | 9/5 | vs ジャイアンツ | 124m | 173km/h | 26° | スライダー |
| 17 | 9/12 | vs ロッキーズ | 115m | 165km/h | 31° | シンカー |
| 18 | 9/15 | vs AZ | 128m | 170km/h | 29° | スライダー |
| 19 | 9/19 | vs パイレーツ | 123m | 170km/h | 31° | スライダー |
| 20 | 9/22 | vs ロッキーズ | 120m | 166km/h | 28° | カッター |
出典 Baseball Savant(Statcast計測)。飛距離はフィート、打球速度はマイル/hからの換算。相手は対戦球団。計測値が取得できない本塁打は「—」。


