8月12日(日本時間)、カブスの鈴木誠也がナショナルズ戦で20号本塁打を放った。
これで今季20本以上を打った日本人選手が4人になった。1シーズンでこれだけそろうのは初めてである。
20本に到達した4人
| 選手 | 本塁打 | 試合 | 打率 | OPS |
|---|---|---|---|---|
| 大谷翔平 | 26 | 114 | .290 | .930 |
| 村上宗隆 | 26 | 84 | .235 | .901 |
| 岡本和真 | 24 | 117 | .228 | .736 |
| 鈴木誠也 | 20 | 103 | .273 | .844 |
当サイトは2日前に「20本以上が3人いるのは史上初」という記事を出した。その記録がすぐに更新されたことになる。
松井秀喜の時代は、1人だった
MLBで1シーズンに20本以上を打った日本人選手は、これまで5人しかいない。松井秀喜、大谷翔平、鈴木誠也、そして今季の村上宗隆と岡本和真である。
| 年 | 20本以上を打った日本人 |
|---|---|
| 2004・2005・2007・2009・2010 | 松井秀喜 |
| 2018・2021・2022 | 大谷翔平 |
| 2023・2024・2025 | 大谷翔平、鈴木誠也 |
| 2026 | 大谷、村上、岡本、鈴木 |
松井秀喜が31本を打った2004年も、20本に届いた日本人は松井ひとりだった。
他の選手の最高は城島健司の18本。20本の壁は、長いあいだ1人だけのものだった。
複数人がそろうようになったのは2023年からで、それも大谷と鈴木の2人である。今季はそこに村上と岡本が加わった。
鈴木誠也は4年連続
鈴木の20本は、あまり騒がれないまま4年続いている。
| 年 | 本塁打 | 試合 |
|---|---|---|
| 2023 | 20 | 138 |
| 2024 | 21 | 132 |
| 2025 | 32 | 151 |
| 2026 | 20 | 103 |
20本以上を4年続けた日本人は、大谷翔平と鈴木誠也しかいない。
松井秀喜でさえ連続は2年が最長だった。故障で出場が51試合にとどまった2006年に途切れている。
今季は103試合で20本。昨季の32本ほどのペースではない。
ただし打率は.273で、昨季から大きく戻している。
日本人の今季本塁打は101本
日本人の今季本塁打は、村上宗隆の26号で合計100本に達していた。鈴木の一発でこれが101本になっている。
3桁に乗ったのは史上初である。松井秀喜とイチローが同時にいた時代の最高は69本だった。
まとめ
- 鈴木誠也が20号。今季20本以上の日本人は4人になった
- 1シーズンに4人そろうのは史上初。これまでの最多は2023年からの2人
- MLBで20本以上を打った日本人は、松井秀喜・大谷翔平・鈴木誠也・村上宗隆・岡本和真の5人だけ
- 鈴木は4年連続の20本。この継続は大谷に次ぐ
- 日本人の今季本塁打は101本
残りは各球団40試合あまり。この4人がどこまで伸ばすかで、できたばかりの記録がさらに動く。
この記事の数字について
- 出典はMLB公式のStats API。成績は2026年8月12日(日本時間)の試合終了時点で取得した。シーズン進行中のため変動する
- 「日本人選手」は、Stats APIで出生国が日本と登録されている選手から、米軍基地などで生まれた選手を除いて集計した
- 「20本以上を打った日本人は5人だけ」は、各選手の年度別成績を当サイトが確認したもの。松井秀喜以外で20本に近づいたのは城島健司の18本(2006年)、吉田正尚の15本(2023年)、福留孝介の13本(2010年)で、いずれも到達していない
- 「残りは各球団40試合あまり」は、各球団の消化試合を162から引いた概算
