パドレスの松井裕樹投手は4日(日本時間5日)、敵地でのブルワーズとの地区シリーズ第2戦で、1点リードの6回途中から登板してホールドを挙げた。前日の第1戦と合わせ、2試合で計2回1/3を自責点0に抑えた。
ただ、パドレスは敵地アメリカンファミリー・フィールドでの2試合を、2対3、3対4といずれも1点差で落とした。5戦3勝制のシリーズは0勝2敗となり、あと1敗で敗退が決まる。
第1戦は同点の5回を15球で
3日(日本時間4日)の第1戦。2対2の同点で迎えた5回に、松井は3番手としてマウンドに上がった。先頭のトゥラングを2ボール2ストライクから135キロのスライダーで空振り三振。続くコントレラスには初球の直球を打球速度173.8キロで弾き返されたが、鋭いライナーは左翼手が捕った。
2死からバウアーズに死球を与えたものの、イエリッチを二ゴロに打ち取った。この回は15球。最速は151.3キロだった。
試合が動いたのは2イニング後だった。7回、5番手モレホンがコントレラスに中越えのソロ本塁打を浴び、これが決勝点になった。
第2戦は2イニングにまたがって登板
第2戦は、2対1とリードした6回に先発キングが先頭打者に死球を与えたところで交代し、松井が無死一塁から引き継いだ。トゥラングを中飛、バウアーズを右飛に打ち取り、最後はコントレラスを133.6キロのスプリットで三ゴロ。二塁で走者を封殺し、9球で6回を終えた。
3対1と2点差に広がった7回も続投した。先頭のミッチェルに右前打を許し、1死後にフレリックに四球。1死一、二塁としたところで、ロドリゲスに交代した。この回は18球だった。
ロドリゲスは次打者を二塁封殺に取り、2死一、三塁。続くハミルトンの二ゴロを二塁手クローネンワースが失策し、三塁走者のミッチェルが生還した。走者は松井が残したので、失点は松井につく。ただ失策がなければこの打球で3アウト目だったため、自責点にはならない。
3対2の8回からはメイソン・ミラーが登板した。8回は3人で抑えたが、9回に3つの四球で2死満塁とし、チョウリオに2点適時打を浴びて逆転サヨナラ負け。ミラーに敗戦とセーブ失敗が記録された。
2試合で松井が対戦した10人のうち、8人が左打者だった。左腕の松井は今季、左打者を打率.144(118打数17安打)に抑えている。
これまでの2登板は、どちらも8点差
松井のポストシーズン登板は、これで通算4試合になった。過去の2試合は、大きく点差が開いた場面での登板だった。2024年のドジャースとの地区シリーズでは0対8の9回、今年のカブスとのワイルドカードシリーズ第1戦では8対0の8回に投げた。
今回の2試合は、同点の5回と1点リードの6回。ポストシーズンで接戦の場面に登板したのは、この2試合が初めてだった。
4試合の通算は4回1/3で失点1、自責点0。レギュラーシーズンは救援で54試合に登板し、64回を投げて5勝1敗1セーブ11ホールド、防御率1.83だった。
第3戦はパドレスの本拠地で
第3戦は6日(日本時間7日午前10時30分開始予定)、パドレスの本拠地ペトコ・パークで行われる。予告先発はパドレスがニック・ピベッタ、ブルワーズがダスティン・メイ。
負ければ今季が終わる一戦。2試合とも、松井はブルワーズの2〜4番と対戦した。本拠地に戻っての第3戦で、どの場面で名前が呼ばれるか。
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この記事の数字について(出典・集計方法)
- 試合の経過と成績は MLB Stats API の試合データ(
gameType=D=地区シリーズ。第1戦 gamePk 849830、第2戦 849825)の boxscore と playByPlay による。2024年の地区シリーズは gamePk 775320、2026年のワイルドカードシリーズ第1戦は 849843。 - 球速と打球速度はマイルから換算した(1マイル=1.609344キロ)。第1戦の三振を奪ったスライダーは83.9マイル、最速の直球は94.0マイル、コントレラスの打球は108.0マイル。第2戦のスプリットは83.0マイル。
- 第2戦7回の1失点は、MLB Stats API の得点記録で、責任投手は松井、自責点にならない得点(失策による)とされている。
- ポストシーズン通算(4試合・4回1/3・失点1・自責点0)は、選手の通算成績(
stats=career&gameType=P)と、試合ごとの記録(gameLog)を別々に集計して突き合わせた。 - レギュラーシーズンの成績と左右打者別の成績は
gameType=Rによる。シーズン成績は試合ごとの記録の合計とも一致した。 - 打順は各試合の boxscore の打順による(途中出場の選手を除く)。
- 第3戦の開始時刻と予告先発は、MLB Stats API の日程データ(10月5日時点)による予定で、変更されることがある。
