来歴
岩隈久志のMLBでの歩み
2015年8月12日、本拠地セーフコ・フィールドでのオリオールズ戦でノーヒットノーランを達成している。3四球7奪三振。日本人としては野茂英雄に次ぐ2人目で、野茂が2度達成しているため日本人による通算では3例目にあたる。制球はこの日に限った話ではない。2014年は179回を投げて与えた四球が21個、9イニングあたり約1個で、1試合を投げ切っても四球を出すかどうかという水準である。通算でも883回2/3に対して185四球にとどまっている。メジャー1年目の2012年は30登板のうち先発が16、セーブも2つ記録しており、先発と救援の両方で使われた年だったことが登板の内訳から分かる。マリナーズでの6年間で63勝39敗、勝率.618を残しながら、ポストシーズンのマウンドには一度も立っていない。ここへ至る道も平坦ではなかった。2004年オフの近鉄消滅では分配ドラフトでいったんオリックスに分配されたが入団を拒否し、12月に金銭トレードという形で楽天へ移っている。2010年オフにはアスレチックスが1910万ドルでポスティングの交渉権を落札したものの条件が折り合わず期限切れで決裂し、翌年オフに海外FA権を行使してマリナーズへ入った。2021年からは同球団で特任コーチやアドバイザーを務めている。2026年8月には、球団創立50周年の「球団史上偉大な50選手」に選ばれた。
タイトル
獲得タイトル・受賞
通算 ・ MLB Stats API
通算
オールスター2013
NPB時代
NPB時代のタイトル
日本球界での受賞 ・ 通算 ・ 出典 NPB公式ほか
MVP2008
最多勝×22004・2008
最高勝率×22004・2008
沢村賞2008
最優秀防御率2008
ベストナイン×22004・2008
MLBのタイトルとは別。ベストナイン・ゴールデングラブ賞含む主要個人タイトルを収録。
投球
成績
MLB通算防御率
3.42
WHIP
1.14
奪三振
714
勝
63
登板150
敗39
投球回883.2
セーブ2
シーズン別
年度別成績
MLB全年 ・ 出典 MLB Stats API
| 年 | 登板 | 勝 | 敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | WHIP |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2012 | 30 | 9 | 5 | 3.16 | 125.1 | 101 | 1.28 |
| 2013 | 33 | 14 | 6 | 2.66 | 219.2 | 185 | 1.01 |
| 2014 | 28 | 15 | 9 | 3.52 | 179.0 | 154 | 1.05 |
| 2015 | 20 | 9 | 5 | 3.54 | 129.2 | 111 | 1.06 |
| 2016 | 33 | 16 | 12 | 4.12 | 199.0 | 147 | 1.33 |
| 2017 | 6 | 0 | 2 | 4.35 | 31.0 | 16 | 1.26 |
日本人との対戦:日本人打者3人との通算成績
NPB時代
NPB通算(日本時代)
近鉄/楽天 2000–2011 ・ 出典 NPB公式・Wikipedia
投手
成績
107勝69敗
防御率
3.25
奪三振
1175
MLB通算はこの数字を含みません。NPB成績はMLB APIに無いため出典から個別収録。
年俸
通算獲得額(日米)
MLB+NPB時代 ・ 推定 ・ 出典 Spotrac等
日米通算
79億円
MLB
69億円
NPB時代
9.99億円