タイトル
鈴木誠也、0安打で今季の課題を露呈 打率.260でも「ペース換算28本」の本来値との落差が問題
説明
オリオールズ戦で4打数0安打に終わった鈴木誠也。今季通算打率.260の現在地だが、本塁打ペースを見ると162試合換算で約28本の力はある。目標到達とペースのズレから見える真課題とは。
長打力は確実、ただ安定性に課題
鈴木誠也がオリオールズとの試合で4打数0安打に終わった。無得点で、凡戦に終わった一戦だ。
今季75試合で13本塁打という実績を162試合に換算すると、約28本のペースとなる。これは決して低い数字ではない。実際、OPS.784(リーグ平均約0.715)という数字が示す通り、長打力そのものは機能している。
しかし打率.260(リーグ平均約0.245)という水準を見ると、課題が浮き彫りになる。高い長打率の割に安定性が欠けているのが、鈴木の今季の特徴だ。wOBA約.342(出塁能力と長打を総合した指標、平均約.320)は平均以上だが、その到達には「打つときは打つ、外れるときは大きく外れる」という波の存在が透けて見える。
三冠王候補から「及第点の職人」へ
四死球が少ない(BB% 11%)なか、スイングの力で打つタイプ。その分、三振も多い(K% 26%)。本来なら50本近い年俸にふさわしい数字を期待される選手だからこそ、0安打の試合も含めた「ムラの大きさ」が、今季をシーズン終盤の評価に大きく影響するだろう。
ペース換算の28本は嘘ではない。ただ、それに打率が追いつくかどうか——この試合のような凡戦を減らせるかが、真の勝負になっている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| この試合 | 4打数0安打 本塁打0 打点0 四球0 三振1 得点0 |
| 今季 | 打率.260 OPS.784 13本塁打 42打点 |