千賀滉大が3日のブレーブス戦に先発し、2.2回4奪三振被安打2四球0自責1という内容で試合を終えた。奪三振数だけを見れば悪くない数字だが、投球回の短さが今の状態を物語っている。
2.2回4奪三振の中身を読み解く
2.2回で4奪三振というのは、1イニングあたり1.5個近い三振を奪っている計算になり、空振りを取る力自体は失われていないことを示す。四球0という数字も、制球が大きく乱れていたわけではないことを裏付ける。一方で自責点1を許しながら3イニングを完投できずに降板している点は、球数の問題か、あるいは継投策によるものと見られる。被安打2に対して自責1という比率は、決して大崩れした内容ではない。
今季通算防御率8.66、0勝7敗の重み
ただし今季全体で見ると状況は厳しい。通算35.1回を投げて防御率8.66、0勝7敗という数字は、先発投手としては極めて苦しい水準だ。42奪三振という数字自体は35.1回に対して悪くない奪三振率を示しており、三振を奪う能力は数字上維持されている。しかし白星が一つもついていない事実は、勝敗に直結する場面での失点や、試合を作りきれない投球回の短さが影響していると考えられる。次戦以降、イニングをどこまで長く投げられるかが、防御率と勝敗を同時に改善する鍵になりそうだ。